一之釜

往古より「釜之郷」の地名の由来となったとも伝えられる景勝地で、名瀑一之釜の看板を降りていくと右手に「釜沢の滝」があり、左手に「女滝」が、吊り橋を渡った先に落差21mの男滝が「名瀑一之釜」です。
男滝はすぐそばまで近づけるのでその迫力には誰もが圧倒されるので、インスタ映えのスポットとして人気になっています。
体力はそこまで必要では無くまた、難易度は難しく無いですが、冬期や雨天時には渓谷沿いは足元が滑りやすいので注意が必要です。
紅葉として10月中旬から下旬まで見頃となっていて、カエデやブナ、ナラ、クヌギなどの樹木を見れます。
『甲斐国志』には「絶壁突岩屈曲して飛瀑となる。高さ十数丈、水声地に吼え、亢厳に震ふ（中略）常に虹を見る。実に州中の爆布に冠たり」と絶賛されていたのですが、近年は発電と灌漑のため水量が減少しています。