母の白滝

河口浅間神社のわきを徒歩20～30分登った場所にあります。
母といわれる由来は河口浅間神社の御神体『木花開耶姫（富士山の神様）』の義理の母『栲幡千千姫命（たくはたちぢひめのみこと）』を祀っているためといわれており、古くより織物の神様と言われて、また『豊』を運んでくるとも言われています。
伝承によると平安時代以降に富士登山の前に身を清める場所としてあがめられ、修験の場としても位置付けられたといいます。
真冬の2月頃は、条件が揃えば『氷瀑』した眺めも、時が止まったような感覚に導かれ、静寂が自然の営みを際立たせます。
手前に位置する「富士山遥拝所 」からの富士山と河口湖の眺望は絶景で、特に夕方には刻々と変わる赤らめた富士山が観られます。