昇仙峡ロープウェイ

昇仙峡ロープウェイは、パノラマビューの絶景とパワースポットの宝庫として名高い、羅漢寺山（弥三郎岳）の山頂付近、標高1,058mの地点に1964年11月1日に開業されました。
弥三郎岳の名の由来は、その昔、弥三郎という酒作りの名人が羅漢寺に寺男として住んでいました。勝ち戦の祝い酒などを造り、武田家に大変重宝がられていましたが、この男、大酒飲みで失敗が多く、住職にいさめられ、一斗の酒を最後に禁酒を誓い、その夜弥三郎岳から天狗になって消えてしまったという言い伝えからきているそうです。
パノラマビューは間違い無いですが、一枚岩の山頂は碁石を半分に切って伏せたような形状になっており、その先端は見えない谷底へと落ち込んでいますので、一歩でも踏み出せばそのまま何百ｍもの谷底に滑り落ちてしまいそうな恐怖があります。
しかし、スリル満点ですが山梨に存在する日本の高峰1位　富士山、2位　北岳、3位　間ノ岳（あいのだけ）の山々が一望出来るのは、気軽に行ける場所としては最高ではないかと思います。
また、樹齢三百五十年を経た楢(なら)の木を権現としている「和合権現」や縁を強くする「八雲神社」により、運気が上昇することに事欠かない場所です。

昇仙峡滝上バス停と昇仙峡ロープウェイを結ぶ歩道橋は、現在通行止め