平山郁夫シルクロード美術館

平山郁夫シルクロード美術館は、日本画家平山郁夫による絵画作品と平山夫妻が昭和43年以来、収集してきたシルクロードの美術品を1999年7月平山美知子夫人により「八ヶ岳シルクロードミュージアム」として開館され、2004年4月からは、「平山郁夫シルクロード美術館」として改名し、現在約9,000点を順次、毎年2～3回企画展示されています。
シルクロードを旅した経緯には、仏教伝来の源流を訪ねてアフガニスタンから中央アジアを巡った旅がきっかけに、シルクロードは東西の交易の路であるとともに、それぞれの文化が行きかう交流の路でもあるので、その道なき道には、文化の繁栄を支えた人びと一人一人の想いが深く刻まれています。
そうした名もない人びとの想いの積み重ねが文明や歴史を形づくると考え、荒れ果てた砂漠や遺跡に人間の痕跡を探し求めてはシルクロードに取材した作品を繰り返し描いてきました。
その集大成ともいうべき作品群が連作「大シルクロード」で、昇りくる朝の太陽が照りつける中、あるいは月明かりの下、砂漠をひたすら往くキャラバン―それは平山郁夫が憧憬してやまないシルクロードと、国境や民族を越え、さらには時空をも越えた人びとの交流の象徴でもあります。

ユニバーサルデザイン
補助犬受入　 車椅子スロープ　 乳幼児室　 車椅子参加　 段差解消　
階段の手すり　 車椅子駐車場　 車椅子対応トイレ　 主要出入口の自動ドア　 障害者対応エレベータ　 貸出車椅子　 バリアフリー新法適合施設　 AED設置　
その他（館内の監視ボランティアさん配置。都度緊急時は対応。）
音声ガイド貸出有（有料/1台、日本語・英語・中国語）