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湯村温泉郷(湯村温泉旅館協同組合)
温泉甲府周辺画面はイメージになります
湯村温泉は、俗に「信玄の隠し湯」と呼ばれていますが、その歴史は信玄よりも古く、平安時代末期ごろ(1080年~1180年)に志摩庄という荘園(皇族・貴族・寺社が私的に領有した土地、彼らの財源となった)があった場所で、室町時代(1336年~1573年)の記録に、志摩庄の地頭(領主)として、山県氏(武田家の譜代家臣)の名がみえます。
伝承では、傷ついた鷲がしばしば飛来していることに気づいた地域の人が、茅原のなかに温泉が湧き出していることに気づいたとも、諸国を遍歴していた弘法大師が地蔵菩薩の降臨を祈願するとともに、人々の諸病平癒のために自ら錫杖で地面を掘り、湯を掘り当てたともいわれるが、はっきりしません。
現在確認されている最古の記録は、室町時代末期から戦国初期に活躍した、連歌師の柴屋軒宗長が、1511年に甲斐国を訪れ、この地で湯治をしたとあることです。
湯村温泉は、この頃は、荘園名に由来する「志摩の湯」とも、「湯の島(志摩)」とも呼ばれていたようです。
「信玄の隠し湯」と呼ばれる温泉地は、山梨、長野、静岡、岐阜に伝えられていますが、このうち、信玄・勝頼父子が湯治を行ったことが確実な記録に登場するのは、湯村温泉だけなのです。
湯村温泉には温泉病院、老人ホームで使用する分も併せて毎分約900リットル、平均温度約40℃の弱アルカリ性泉が湧出しています。住所 〒400-0073 山梨県甲府市湯村3-10-5 電話番号 0552-52-2261 電子メール お問い合わせフォームより
https://yumura.org/contact/行き方 電車の場合
JR中央本線甲府駅南口 山梨交通バスターミナル4番乗り場 山宮循環(中央病院・羽黒経由)
湯川橋下車 徒歩3分
JR中央本線甲府駅北口 タクシー11分
自動車の場合
中央自動車道甲府昭和IC 15分駐車場 ※温泉組合には駐車場なし 定休日 日曜日、年末年始 OPEN時間 10:00 CLOSE時間 16:00 言語 日本語、英語、中国語、韓国語 トイレ なし その他設備 湯村八蹟巡り 支払い方法 各施設(宿泊)による 免税 各施設(宿泊)による 公式ホームページ グーグルMAP 備考